柔道整復師になって知った己の『雑談力』
みなさん、唐突ですが、【話すこと】は好きですか?得意ですか?
当記事は、話すのが苦手な人、話すことが多い職業、コミュニケーションが苦手な人に向けた記事になります。
整体師といった方が馴染みがあるかなと思います。
整体師は、短くて10分。長いときだと、1時間半も施術をします。
その時間、患者さんと施術者の1対1の空間が生まれます。
もちろん、みんながみな話しっぱなしというわけではありませんが。
大半の人は、会話をしながら施術を行います。
もちろん、整骨院ですから専門的な治療の会話、家でのケアなどのお話はしますが、全体時間の7割以上は『雑談』が主になります。
時には、施術より先生と話しに来てるんだ!と言ってくれる患者さんもいます。
そんな、毎日雑談をしている僕が気を付けていること、意識していることを書いていこうかと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
1.まずは、何より自分のことを知ってもらう。
僕が、意識していることで一番大事にしていることは、
何より『自分』という人物を知ってもらうこと。
これに尽きます。
自分は、どんな趣味があって、どんなスポーツをやっていて、どんな食べ物が好きで、どんな出来事を体験したのか。
なんでもいいです。
正直名前を覚えてもらうのなんて、次の次の次くらいでも構いません。
まずは、相手に興味を持ってもらう
これを、いかにファーストインプレッション(第一印象)で刷り込ませるかが、大事だと思っています。
受け手からすると、相手の名前より
どんな人だったか、何が好きだったか、どんな話をしたか。
で覚えることが、多いのです。
日常でも例えるならば、
「ねぇ、松重豊って知ってる??」
と言われて、若い人は特に、
ん、、、?
となる方が、多いと思います。(あくまで、例ですが、、、)
では、
「音楽に長けた俳優で、サラリーマン役とかが多くて、孤独のグルメの人!!!」
といえば、9割ほどの人は、パッと出るでしょう。
人は、名前よりその人物の、 『特徴』 『背景』 『情報』
などの方が、覚えやすい傾向にあります。
なので、まずは相手に自分がどういった人物かを覚えてもらう。
これを、第一に考えると相手は自分を認知してくれるので、相手と自分との距離が一気に縮まります。
話しはまずそこからです。
余談ですが、『相手のことを知っている』と言い切るには、相手のことについて知っていることを最低でも10個言える必要がある。と言われています。
何が好きか、何のスポーツをやっていたか、どこに住んでいたか、どんな異性が好きかなどなど。
なので、先ほど記載した通り、相手に自分という人を認知してもらうためには、最低でも10個以上自分のことを伝えることが必要になります。
まずは、それを意識してみてください。
次の記事:自分の話題から関連付けて相手の事を知ろう
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